筋肉について/ぎっくり腰(急性腰痛)

ぎっくり腰について

院長の虎口です

豊中市の「とらぐち鍼灸院」院長 虎口具久(国家資格保有〈鍼灸師〉) です!

 

日常の中で、特になにも激しい動きをしていなくても、突然激しい腰の痛みに襲われ動けなくなった。

 

そんなご経験をした方も多いのではないのでしょうか?

このブログを書いているのは2月の下旬ですが、この年(令和8年)は、まだ2月なのに暖かい日が多くなって、体調管理の難しい毎日ですね。

この季節の変わり目の「冬 → 春」は、筋肉の突っ張った痛みが起こりやすく、寝違えや足がつったり、今回のテーマである「ぎっくり腰」も起こりやすい季節となります。

(体質で秋→冬の時に起こりやすい方もいます。)

 

さて、今回はこの「ぎっくり腰」とはどんな状態なのか?

を書いていきます。

 

ぎっくり腰とは、いわゆる「急性腰痛」の事で、

ほとんどは、急な前かがみやしゃがんだ状態から立ち上がるときなど、日常生活の動きで何気ない普段からのいつも通りの動作で起こってしまうものです。

 

では、筋肉はどの良な状態になっているのでしょうか?

今回は筋肉について、ぎっくり腰を例に挙げながら書いていきます。

 

ぎっくり腰ってなーに?

ぎっくり腰っていわゆる「急性腰痛症」と呼ばれます。

 

急性腰痛ということは、急に痛みが起こる腰痛の事ですね。

ということは、最近ではよく聞く言葉ではありますが、いったいどういったものかはこの言葉ではわかりませんよね…

西洋医学的ではありますが、分類していきます。

 

分類

1・筋肉の損傷

2・靭帯の損傷

3・椎間板の異常

 

1・筋肉の損傷「筋・筋膜性腰痛」

 腰の動きにまつわる筋肉(筋膜)の微細な損傷

 疲労の蓄積や、寝起きなどで体が十分に動けていない時に、さほど大きな負荷をかけていないのに起こる。

 状態は急性だが、原因は慢性的というか習慣性なものが多い印象。

 もちろんスポーツや過度な負荷のかかる仕事などで起こる場合も十分にありえる。

 

2・人体の損傷「仙腸関節捻挫」など

 実際の腰よりも下になりますが、現在ではぎっくり腰の分類にしているそうです。(腰とちゃうねんけどな~・・・)

 骨盤と仙骨は「軟骨」でつながって関節となっています。

  (ひとつの骨ではありません)

 これを仙腸関節といいます。

  (「腸」とは骨盤を構成している骨の一つの「腸骨」のことです)

 この関節にも大きな靭帯があり、関節を保護していますが、何らかの原因で損傷して急激に痛みが出現したものを「ぎっくり腰」としています。

 

※これは腰の骨の間にある靭帯でも起こりえる。

 

3・椎間板の異常

 こうなると別の病態になるのでは?という印象ですが、

椎間板に亀裂が入った状態もいうみたい

これは、レントゲンではほぼ確認できなくて、精度の良いCTやMRIで確認できる。

 

その他にも原因はあると思われるが、代表的なものをあげました。

 

 

しかし、発症するタイミングは「なんでそれくらいの動きなどでここまで痛くなるの?」というような、発症のタイミングと痛みの強さや動けない状態のギャップを感じるのも特徴の一つだと思います。

 

患部はどうなっているの?

今回は「筋肉の損傷」を基本に書いていきますが、

ぎっくり腰になると本当に痛いですよね!

 

筋肉や筋膜の微細な損傷が起こった状態では、直後に「ケガをした!」・「負傷したので動かないようにしてくれ!」と負傷した場所から「ブラジキニン」と「プロスタグランジン」という2つの物質が出ます。

まず「ブラジキニン」が、脳に向かう神経に「痛い」という信号を「運べ」とスイッチを押します。

ケガをした状態では素早くたくさんの信号を送る動きになります。

その働きをブーストするのが「プロスタグランジン」という物質という事なのです。

そうして脳が「痛い」と感じることで、人は動くことを控えるようにします。

動かなければ痛くないですよね。

しかし、最初はズキズキとした痛みを感じることもありますね。

これは、負傷直後から、「治さないといけない」という働きのために、損傷個所を治す物質を慶津駅になって運んできて損傷部位に集まってきます。

しかしながら、必要な量だけを的確に集めることができず、余分に集まってきます。

水風船の中にたくさん水を入れたような状態を想像してください。

それが「内圧」となり、損傷部を押さえつけるようなイメージで良いと思います。そうして痛みを増強させるのです。

 

しかし、この「痛み」がないと、けがという認識がなく、動けてしまうので怪我が治らなくなります。

それどころか、状態が悪くなってしまします。

そういう意味で、「痛み」は重要な感覚の一つとなります。

(ほんまいらんけどっ!!)

 

もう一つ人体で起こることといえば、「筋性防御」というもので、これは、けがをしたところを動かさないようにするために、その周りにあるけがをしていない筋肉が固くなり動きを制限していくというものです。

そのために、痛みを感じたためもありますが、極端に動きにくくなるのもそのためなのです。

 

慢性的な痛みの出る原因とは全く違います。

人っていろんな原因で「痛い」と感じるシステムがあるのです。

「痛い」って大切な感覚なのですね。

(ほんまいらんけどっ!!)

 

治療や再発予防

人って、ちゃんと治そうという機能が備わっています。

とはいうものの、的確にちょうどよくとはいかないのも、補との良いところなのですが、今の社会生活上あまり時間がかかるのも都合が悪いですし、何よりこの「痛み」が強すぎると、防御反応が強すぎて、治すのに不都合を起こすことも稀ではありますが事実あるのです。

代表的なのは過度の「血流不全」で組織の治癒が遅れてしまうことです。

 

そこで私たち治療家の出番となるのです。

これば僕の考えではありますが、僕が「治す」のではなく、

ケガをした状態の場所を丁度良い働きができるように促し、その方の能力を発揮できるようにする役割と考えています。

 

治るのはあくまでも「その方ご自身」という事なのです。

(人の身体ってすごーい!!)

 

ケガをしたシチュエーションや腰の状態を観察して、

最初は患部を冷やす「アイシング」を行い、過剰な働きを抑えて「疼き」を取り除くのか、

冷やさずに「温める」のかを見極めます。

 

状態によっては、最近ではアイシングは必要ないという考え方も聞くようになりましたし、僕の経験上では両方ありました。

 

どちらにしても、今は安静にしておく期間は短くて、動かせるようであれば的確に動かしながら治していくほうが圧倒的に早く治癒していきます。

患部を治す物質は血液に存在し、また、不要になった物質を取り除くのもまた血液の流れとなります。

その血液の流れを作るのは、筋肉の動きで、ポンプ作用を利用していくのです。

 

マッサージでも若干促せますが、マッサージは一時的なので最初のっきかけなどに用います。

また、副交感神経を優位にできることは研究でも結果が出ていて、治癒を促進できることが期待されます。

 

ということで、先ほど書いた「筋性防御」を解除するのは、マッサージはかなり有効となります。

 

僕はこれまでこの部分を非常に厳しくしっかりと教えていただいたと思います。

指の感覚がある程度備わっていますので、立体的な筋肉の裏側もイメージしながら触っていくことをいたします。

(ですから、たまに言われる「マッサージは必要ない」などの意見はあり得ません。マッサージでは患部をつなぐことはありませんが治癒を促す効果は十分にあるのです。)

 

その後のリハビリでは、患部となった筋肉の硬さを解消して筋力を回復していくことに加え、周辺の筋肉も同様に行います。

 

また、下肢である股関節・膝関節・足関節のバランスや上半身も含めて全身の調整を行いながら再発を予防していくことが大切となっていきます。

 

リハビリを行いながら、マッサージなどのケアも行い、再発の恐怖などを解消できるようにすることも、その後の生活では大切な要素となります。

 

最近では、ネット環境の普及でセルフケアなどはかなり充実してみる機会も多いことと思います。

今回書いた内容は、ほんの少しではありますがぎっくり腰などの状態のイメージができ、治療の必要性や、再発の予防などに役立てればと思います。

 

                    To Be Continued...

                    

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