パーキンソン病にみられる代表的な症状
最初のほうで、パーキンソン病は、「ドーパミン」という神経伝達物質の不足で引き起こされる病気と書きました。
では、ここからは、どういった症状が出るのかを書いていきます。
パーキンソン病というのは、たくさんのお症状を確認できます。しかしそれの全て出るわけではなく、人により様々なのです。
これが、発症後もご本人やご家族が悩まれるひとつなんだと思います。
「運動症状」・「非運動症状」
パーキンソン病には「運動症状」と「非運動症状」の症状があるといわれています。
どういったものがあるか見ていきましょう。
「運動症状」
体の動きに不具合のある症状
手足の震え・筋肉のこわばり・動きの遅さ・小刻み歩行・すくみ足・前かがみ姿勢 などがあります。
日常生活動作に置き換えると
・ベッドから起き上がりにくい
・椅子から立ち上がりにくい(食卓の椅子でも、座敷でも)
・方向転換がしにくい(洋式のトイレなど)
・服の着替えに時間がかかる(靴下が履けない・上着のボタンを留めにくいなど)
があると思います。それぞれの家の環境によってさまざまに困りごとが出てきます。
「非運動症状」
直接的な動きではないが、日常生活ので起こりえる困りごと
・便秘
・睡眠障害
・疲労感
・気分の落ち込み
・自律神経症状
などがあります。便秘については、パーキンソンの原因となっている「ドーパミン」は、腸内環境にも影響されているといわれています。
気分の落ち込みや自律神経障害についても、ドーパミンの作用での意欲につながるところだと推測されます。
ご家族からよく聞かれることとして、「元気なころは、あんなにはつらつとしているのに・・・」なんて思われる方も多くいらっしゃいますが、家でじっとして動かなくなったりお話の量が少なくなるなどは、ご病気のせいでなっていることも多くあります。
当院の施術の3つの特徴
特徴1 鍼灸と手技を組み合わせたケア
その時の症状や状態を診て、東洋医学に基づいた心身のケアをいたします。
また、しんどい状況になるとこれまでになく刺激に敏感になったりすることもあります。
その場合は、「てい鍼」という刺さない鍼を用いてのアプローチも可能です。
特徴2 症状だけではない、日常生活動作まで考えたサポート
日常的な歩行、家での移動方法などの日常生活での動きなど、普段の生活で感じる困ったことにも目を向けます。
特徴3 医療・介護の現場でのこれまでの経験を活かしたアプローチ
20年以上の整骨院勤務や訪問鍼灸での在宅診療
救急病院での(急性期~療養期における)リハビリ業務
15年以上にわたる介護の現場での機能訓練
とこれまでの豊富な経験を活かし、身体機能面だけではなく、生活全般のフォローを考えたアプローチを行います。